希望する保育園を選べるまちに

「希望する保育施設に通わせる」ことを当たり前の保護者の願いです。私自身、待機児ときょうだい別々の保育園を経験し、保育園―特に5歳まで預かれる認可保育園の増設を提案し続けてきました。保育園を利用する保護者のひとりとして、安心して子どもを預け、働くことのできる東村山を目指して取り組んでいきます。

また、保育園の職員配置基準は何十年も改善されていません。諸外国と比べても一人の職員が担当する子どもの人数は多いです。そのため、それぞれの保育園では国の基準より多く配置していますが、運営費は基準通りにしか出ないために、保育士一人ひとりの収入が少なくなっている状況です。「子どもたちにもう一人保育士を」を合言葉に当事者のみなさんと力を合わせて取り組んでいきます。

中学校の全員給食を目指して

東村山の中学校では、自宅からお弁当を持っていくかスクールランチを注文するかを選ぶ「選択制」を採用してます。このような方法をとっているのは、東京都内で3市だけで、ほとんどの区市町村では「全員給食」が実施されています。日本共産党市議団は、「中学校でも小学校と同じような全員給食を」と提案してきました。コロナ禍と物価高騰で生活が苦しくなっているいま、一刻も早い中学校での全員給食の実現と、給食費の無償化を目指して頑張ります。

子どもの「自分らしさ」を尊重する校則に

子どもたち一人ひとりが個人として尊重され、自分らしく成長し生きる権利が保障される校則への見直しを、子どもたちの意見を聞きながら議会で提案してきました。東村山市の中学校の校則では、服装や髪型、髪色、化粧などが細かく指定され、子どもたちの「自分らしさ」が否定されています。大人が、子どもたちの個性を認めて信頼し、「自分らしく生きていいんだ」というメッセージが必要です。

アレルギーっ子も自由に食を選べるまちに

アレルギーっ子を持つ親として、祭りの模擬店や小規模飲食店への支援、学校給食など、東村山市のアレルギー対応の強化を提案してきました。まだまだ、食物アレルギーがあると外食もままならない状況です。当事者のみなさん力を合わせ、アレルギーがあってもなくても自由に食を選べるまちにしていきたいです。

高架下にスケートパークの設置、計画的な公園計画を

どんな公園をどこに設置するのか、市が計画的に取り組むことを提案。子どもや若者が集まり、遊べる場所が、市内のあちこちにある魅力のあるまちにしていきたいです。「公園にフェンスやネットを設置して、キャッチボールやサッカー、バスケができるように」「新東村山駅の高架下にスケートパークの設置」などを提案してきました。